2026年のウェブデザイン向けAIツール15選:用途別ランキング

1つのデザインがホスティング済みウェブサイトとコードコンポーネントに分かれる図で示したウェブデザイン向けAIツール

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「AIウェブサイトデザインツール」とは何かを10人に尋ねれば、10通りの答えが返ってきます。このカテゴリーは実際には、まったく性質の異なる2つの仕事に分かれているからです。ひとつ目のグループは、プロンプトから完成した公開サイトを構築してホスティングまで行うツールです。Wix、Framer、Webflow、GoDaddy Airo、Squarespace、Durable、Hostinger、10Web、b12、Elementor、Divi AIがここに当てはまります。もうひとつのグループは、必ずしもホスティングを伴わずにデザインやコードのレイヤーを支援するツールです。Relumeはサイトマップとワイヤーフレームを生成し、Lovable、v0 by Vercel、Bolt.newはマーケティングページではなく本物のバックエンドを備えた実働アプリを生成します。誤ったグループからツールを選んでしまうことが、「AIですぐにサイトを作る」はずのプロジェクトが3週目まで長引く最大の原因です。

2026年7月更新。 本ガイドでは、デモの見栄えではなく実際に任せたい仕事を基準に、ウェブサイトデザイン向けAIツール15製品をランキングしています。以下の価格はすべて今月、各ベンダー自身の料金ページで確認したものです。公開サイトの出荷ではなくUI画面のプロトタイピングが目的であれば、姉妹記事のUI/UXデザイン向けAIツール15選をご覧ください。本番アプリケーションのコードを書くことが目的であれば、AIコーディングツール15選が参考になります。部門横断のAIスタック全体については、まず2026年のAIツール総まとめからお読みください。

重要なポイント

  • AIウェブサイトビルダーの世界市場は2026年に32億4,000万ドルに達し、2035年には174億3,000万ドル、年平均成長率20.55%で拡大すると予測されています(Precedence Research調べ)。
  • Wixはセルフサービス型ウェブサイトビルダー市場の45%を占めており、Squarespaceの18%の2倍以上です(Statista調べ)。
  • 中小企業の58%が現在、生成AIを利用しています。2024年の40%からの増加です(米国商工会議所「Empowering Small Business」レポートより)。
  • 2026年の世界のAI支出総額は2兆5,200億ドルとなり、前年比44%増となる見込みです(Gartner調べ)。
  • WordPressは2026年7月時点でも、W3Techsが追跡する全ウェブサイトの41.2%を稼働させています。以下で紹介するいくつかのツールが、WordPressを置き換えるのではなくその上にAIレイヤーを載せているのはこのためです。

2026年の変化

最も大きな変化は、一度きりのサイト生成から、改善を続け、AI利用量を配分し、何が本当に自動化されているかを証明する「運用レイヤー」への移行です。

サイトが継続的な保守運用へ移行する様子で示した2026年のAIウェブサイトビルダーの動向

  • GoDaddyはAiro AIレイヤーを自社のウェブサイトビルダーの外へ、WordPressにまで拡張しました。 Airo for WordPressは初回構築だけでなく継続的なサイト改善も担うようになり、一度きりの生成から継続的なAI保守運用へと軸足が移りました。
  • Diviはゼロからの書き直し版を出荷しました。 Divi 5は2026年2月にリリースされ、Divi AIはアドオンではなく第一級の機能として組み込まれています。レイアウト、コピー、画像生成のためにDiviモジュールのコードベースそのものでファインチューニングされています。
  • AIクレジットはおまけ機能ではなく、料金設計の標準的なレバーになりました。 SquarespaceはBlueprint AIのクレジットを全プランに同梱し、FramerとFigma MakeはAI生成をプロンプト単位で課金し、b12はプラン差のほとんどを月間AIクレジット上限で区切っています。
  • Builder.aiの破綻は業界の教訓になりました。 かつて15億ドルの評価額がついたこのAIアプリ構築スタートアップは、調査により「AI駆動」とされた構築の多くがチャット画面の裏側にいる外部委託エンジニアの手作業に依存していたと判明した後、2025年に破産を申請しました。ベンダーのAIに関する主張のうち、どこまでが本当の自動化なのかを確認すべきだという警鐘です。

AIウェブサイトビルダーとAIデザイン支援ツールの違い

個々のツールを比較する前に、自分が抱えている仕事がどちらなのかを見極めてください。ビルダーは、ほかにほとんど何も用意しなくてもプロンプトから公開URLまで到達させてくれます。デザイン支援ツールが渡してくれるのは素材、ワイヤーフレーム、または動作するコードであり、完成品として公開するにはもう1つの工程(または別のツール)が必要です。

カテゴリー 提供されるもの 本ガイドで扱うツール
フルAIウェブサイトビルダー 独自ドメインを備え、すぐ公開できるホスティング済みサイト Wix、Framer、Webflow、GoDaddy Airo、Squarespace、Durable、Hostinger、10Web、b12、Elementor、Divi AI
AIデザイン支援/コード生成ツール ワイヤーフレーム、コンポーネント一式、または公開工程や既存プラットフォームを別途必要とする実働アプリ Relume、Lovable、v0 by Vercel、Bolt.new

クイック比較表

ツール 最適な用途 際立った機能 開始価格 無料プラン
Wix AI Website Builder 中小企業がスキル不要で最速に立ち上げる用途 新規登録者の半数以上が使うプロンプトからのサイト構築 月額17ドル(Light、年払い) あり(Wixのブランド表示付き)
Framer AI 実際に公開まで必要なマーケティングサイト AIレイアウトに加え本格的なCMSとホスティング基盤 月額10ドル(Basic) あり(月500 AIクレジット)
Webflow AI CMSの奥行きが必要なエージェンシーやプロ向けサイト 全Workspaceプランに同梱されたAIクレジット 月額15ドル(Basic、年払い) あり(Starter、2ページ)
GoDaddy Airo AIサイト生成をドメインやホスティングとまとめたい用途 無制限に下書きサイトやアプリを作れる無料プラン 無料(有料プランは月額11.99ドルから) あり(月50 AIクレジット)
Squarespace AI 全プランにAIが組み込まれたデザイン重視ブランド 全プランでBlueprint AIが使え、AIの追加料金なし 月額16ドル(Basic、年払い) なし(14日間の無料トライアル)
Durable AIに裏方作業を任せたい地域密着型サービス業 30秒でAIサイトが完成し、AIエージェントとCRMも内蔵 月額25ドル(Launch) あり、完全無料
Hostinger AI Website Builder ホスティング込みで最も安価なAIビルダー Businessプランで使えるAIコンテンツ、画像、SEO一式 月額2.99ドルから(プロモーション価格) なし(有料プランのみ)
10Web マネージドAIホスティング込みを求めるWordPressチーム マネージドWordPressホスティング上でのAIサイト生成 月額10ドル(AI Starter) なし(有料プランのみ)
b12 サイトとクライアント業務ツールを一緒に求めるサービス業 受付フォーム、予約、請求を内蔵したAIサイト生成 無料、有料は月額49ドルから あり(1日5 AIクレジット)
Elementor AI すでにWordPressに全面的に移行しているチーム 使い慣れたエディタに重ねられるAI生成 年額59ドル(Essential) なし(ホスティングは自前で用意)
Divi AI ビルダー自身のコードで学習したAIを求めるWordPressチーム Diviモジュールのコードベースに特化して学習したAI 年額89ドル(Divi 5単体) なし(14日間返金保証)
Relume サイトマップからWebflowサイトを立ち上げる用途 Webflow向けに作られたAIサイトマップ・ワイヤーフレーム生成 月額16〜20ドル(Starter) あり(1プロジェクト)
Lovable ウェブサイトではなく実働アプリを出荷する用途 バックエンドとホスティングを内蔵したプロンプトからのアプリ生成 無料、Proは月額25ドル あり(月30ビルドクレジット)
v0 by Vercel 出荷可能なUIコンポーネントを生成するエンジニア ワンクリックでデプロイできる本番用React/Tailwindコード 無料(5ドル分のクレジット)、Premiumは月額20ドル あり
Bolt.new ブラウザ内でフルスタックアプリを構築・改良する用途 ローカル環境構築不要、ライブプレビュー付きの開発環境一式 無料、Proは月額25ドル あり(月100万トークン)

1. Wix AI Website Builder:プロンプトから公開サイトへの最短ルート

WixのAIウェブサイトビルダー(Wix ADIの現代版後継)は、事業についていくつか質問したうえで、コピー、画像、構成がすでに整った編集可能なサイト一式を生成します。3か月後のデザインシステムではなく今日中にプロらしい見た目のサイトが必要な中小企業オーナーに、最もよく勧められるツールです。Wixがセルフサービス型ウェブサイトビルダー市場の45%を握っている大きな理由でもあります。

プロンプトを編集可能な公開サイトに変えるWix AI Website Builder

現在、Wixの新規登録者の半数以上が空のテンプレートからではなくこのAI設定フローを通っており、その下にあるドラッグ&ドロップエディタのおかげでAIの出力が固定された檻になることもありません。正直な弱点は規模が大きくなったときに現れます。複雑な連携、踏み込んだカスタマイズ、エージェンシー水準のCMS構成が必要なチームは、事業がテンプレート型ビルダーの範囲を超えた時点で、WebflowやWordPressのほうが長期的に合うと感じるはずです。

得られるもの 得られないもの
コピー、画像、構成までAIが数分でサイトを設定 無料プランはWixのブランド表示付きで独自ドメインは使えない
AIレイヤーの背後に膨大なテンプレートとアプリ市場 デザインのカスタマイズ上限はWebflowやFramerより低い
Business EliteでAI eコマース自動化スイートがすべて解放 月払いは年払いより最大41%高くなる

料金: 無料(AIビルダー、Wixのサブドメイン)、Light月額17ドル、Core月額29ドル(基本的なeコマース)、Business月額39ドル(eコマース全機能)、Business Elite月額159ドル(AI自動化スイート全機能)(年払いの場合)

最適な用途: デザイナーやエンジニアを雇わずに、今日中にプロらしいサイトを公開したい中小企業や個人事業主


2. Framer AI:実際に公開できるマーケティングサイト

FramerのAIレイヤーはプロンプトからページレイアウトとコピー一式を生成しますが、デザインチームやマーケティングチームが純粋なモックアップツールではなくFramerを選ぶ理由は、出力が誰かに別途作り直してもらうデザインファイルではなく、CMS、独自ドメイン、ホスティングを備えた実際に公開可能なウェブサイトだからです。どのプランにも月間AIクレジットの枠が付いており、FramerのAgentsや生成機能を動かします。無料プランの500から、Proでは3,000まで用意されています。

Framer AIのデザインキャンバスが公開済みマーケティングサイトへ折りたたまれていく様子

エンジニアリングの手が空くのを待たずにランディングページを出荷したいプロダクトマーケティングやグロースのチームにとって、プロンプトから公開URLまで一気通貫で進めるこの道筋こそが価値のすべてです。一方、マーケティングサイトやコンテンツサイトではなく複雑なウェブアプリケーションが必要なチームには不向きです。Framerはバックエンドのロジックではなく、見栄えよくコンバージョンするページのために作られています。

得られるもの 得られないもの
実際の公開サイトとして反映されるAIレイアウトとコピー 複雑なウェブアプリではなくマーケティングサイト向けの設計
Basic以上でCMS、独自ドメイン、ホスティングが付属 編集者席を追加するとどのプランでも月額20ドルの上乗せ
プロンプトから公開URLまでエンジニア不要 無料プランでは独自ドメインを接続できない

料金: 無料(月500 AIクレジット、Framerのサブドメイン)、Basic月額10ドル(CMSコレクション2件、1,000クレジット)、Pro月額30ドル(CMSコレクション10件、3,000クレジット)、Enterpriseは個別見積もり

最適な用途: エンジニアリングに依存せずランディングページやコンテンツサイトを出荷したいマーケティング・グロースチーム


3. Webflow AI:AIクレジット内蔵のエージェンシー水準CMS

Webflowが一貫して賭けてきたのは、本番品質のコードを土台に置いたビジュアル制御でした。そして2026年の料金体系刷新で、AI生成をアドオンとして売るのではなくその物語の中に組み込みました。現在はどのWorkspaceプランにもAIクレジットの枠が付き、最上位のTeamプランではビジュアルビルダーに加えてAEOエージェント(サイトのコンテンツをAI検索に見つけられ引用されやすいよう最適化するツール)も同梱されます。

深く層をなすウェブサイト構造として描かれたWebflow AIのエージェンシー向けCMS

引き換えになるのは、今なお学習コストです。WebflowのブラウザでCSSを扱うモデルは、WixやSquarespaceでは実現できないピクセル単位の制御をエージェンシーやプロダクトマーケターにもたらしますが、その力ゆえに新規ユーザーは動くトップページにたどり着くまでにそれなりの時間を要します。Webflowの上限が自分たちのチームに合わないと感じたら、Webflowの代替ツール11選のガイドで、ほかの11のビルダーとそれぞれの適所を確認できます。

得られるもの 得られないもの
固定テンプレートではない本番品質のコード出力 Wix、Squarespace、Durableより学習コストが高い
全WorkspaceプランにAIクレジットを同梱 Teamプランの月額2,500ドルはセルフサービス各プランから大きな飛躍
奥行きのあるCMS:Premiumで最大40コレクション、20,000アイテム 複雑な構築ではWebflow認定パートナーの支援が有効

料金: Starterは無料(2ページ、CMSコレクション20件)、Basicは年払いで月額15ドル(静的ページ300件)、Premiumは年払いで月額25ドルまたは月払いで月額39ドル(CMSアイテム20,000件、Webflow Cloud)、Teamは年払いで月額2,500ドル(10席、AEOエージェント)

最適な用途: テンプレートでは足りず、本格的なCMSの奥行きとカスタムコード制御を必要とするエージェンシーやプロダクトマーケティングチーム


4. GoDaddy Airo:ドメインとホスティングに付属する無料のAI生成

GoDaddyのAiroビルダーは、作りたいものを平易な言葉で説明すると、その内容に沿って動作するサイトや軽量アプリを生成します。そのうえで、ドメイン、ホスティング、メールがすでに1つのアカウントにまとまっているというGoDaddy本来の強みを活かします。無料プランは月50 AIクレジット、アプリやサイトの無制限作成、インラインエディタが使え、下書き作業には十分実用的ですが、独自ドメインはアップグレードするまで使えません。

Airoが2026年にWordPressへ広がったことのほうが、より興味深い動きです。一度きりのAI生成工程ではなく、公開後もWordPressサイトを改善し続ける、作って終わりのツールというより継続的なAIの副操縦士に近い存在になりました。更新料金にはよく注意してください。GoDaddyの多くの製品と同様に、初回契約のプロモーション価格は更新時にかなり上がります。

得られるもの 得られないもの
実用的なAIクレジットと無制限の下書き作成が使える無料プラン 独自ドメインには有料プランが必要
ドメイン、ホスティング、メールが1つのアカウントに同梱済み プロモーション価格は更新時に大幅に上がる
Airo for WordPressが公開後もAIによる保守運用を継続 デザインの上限はFramer、Webflow、Wixに及ばない

料金: 無料(月50 AIクレジット、独自ドメインなし)、有料プランは5段階で月額11.99ドルから24.99ドルまで(初回契約のプロモーション価格が適用されます)

最適な用途: すでにGoDaddyでドメインやメールを運用しており、AI生成も同じ請求にまとめたい企業


5. Squarespace AI(Blueprint AI):全プランに備わるDesign Intelligence

SquarespaceのAIへの取り組み方は、この一覧の大半とは異なります。AIを上位プランの後ろに閉じ込めるのではなく、Blueprint AIと広義のDesign Intelligenceスイートを、Basicから始まるすべてのプランにAIの追加料金なしで搭載しています。Design Intelligenceはレイアウト生成にとどまらず、AIによるコピーライティング、SEO用の説明文、代替テキスト、ストック素材の作成、メールマーケティングのテンプレートにまで広がっています。

そのデザインの洗練と引き換えになるのが柔軟性です。SquarespaceのテンプレートはWebflowの白紙キャンバス型より主張が強く、それこそがデザイン重視のブランドに好まれる理由であり、ピクセル単位のカスタムコードを求めるエージェンシーが別の選択肢に流れる理由でもあります。恒久的な無料プランはなく、クレジットカード不要の14日間トライアルのみです。

得られるもの 得られないもの
全プランでBlueprint AIとDesign Intelligenceが追加料金なし 恒久的な無料プランはなく14日間トライアルのみ
AIはレイアウトを超えてコピー、SEO、ストック素材生成まで対応 Webflowの自由なキャンバスよりテンプレートの主張が強い
全プランにSEOツール、全テンプレート、24時間365日サポートが付属 AIクレジットには上限があり、プランに応じて増減(月額16ドルから99ドル)

料金: Basic月額16ドル、Core月額23ドル、Plus月額39ドル、Advanced月額99ドル(年払い、14日間の無料トライアル、クレジットカード不要)

最適な用途: アップグレード先を探し回らずにAI機能を使いたい、デザイン意識の高い中小企業やクリエイター


6. Durable:30秒でサイトが完成し、AIエージェントが裏側で稼働

Durableの売り込み文句は、ユーザーにほとんど何もさせない速さです。事業についていくつかの質問に答えるだけで、1分もかからずに公開サイト、ロゴ、コピーが手に入ります。初回構築の先では、Durableが自ら「AIエージェント」と呼ぶ機能が差別化要素になります。公開後も動き続け、オーナーが再ログインしなくても請求書を作成し、リードをフォローアップし、マーケティング用のコピーを生成します。

そのためDurableは、純粋なウェブサイトビルダーとは明確に別のカテゴリーに属します。デザインツールというより、地域密着型サービス業(工務店、サロン、コンサルタント)向けの軽量なAI運営バックオフィスに近い存在です。本格的なデザインの自由度やコンテンツ量の多いCMSが必要なチームには、Durableのサイト出力は使えはするもののFramerやWebflowと比べて没個性に映るでしょう。

得られるもの 得られないもの
この一覧のどのツールより公開までが速い デザイン出力は実用的だが個性には欠ける
請求書作成、CRM、フォローアップ用のAIエージェントを内蔵 コンテンツ量の多いサイトやCMS主導のサイトには限界がある
無料プランが本当に実用的な出発点になる Growプランの「AI利用量10倍」という表現は正確な予算化が難しい

料金: 無料、Launch月額25ドル(年払いで月額22ドル)、Grow月額49ドル(年払いで月額41ドル、ユーザー数無制限)

最適な用途: 今日中にサイトを公開し、公開後は軽いAIのバックオフィス支援も欲しい個人事業主や地域密着型サービス業


7. Hostinger AI Website Builder:最も安価なバンドル型の入り口

Hostingerのウェブサイトビルダーはホスティング事業の一部として提供されており、AI生成、ホスティング、ドメイン、メールがすべて1枚の請求書に収まります。Businessプランに含まれるAIスイートは、この価格帯では最も充実したバンドルです。AIテキストエディタ、画像生成、ブログ生成、商品説明文生成、ロゴ作成、SEOアシスタントが、別売りのアドオンではなくすべて含まれています。

ホスティング、ドメイン、メールと更新費用の目印を伴うHostingerのAIウェブサイトバンドル

正直に付け加えると、表示価格はプロモーション価格であり、更新時にはかなり高くなります。Premiumの表示価格である月額2.99ドルは更新時に月額10.99ドルへ、Businessの月額3.79ドルは更新時に月額16.99ドルへ上がります。WixやDurableと比較する際は、申し込み価格ではなく更新価格で予算を組んでください。

得られるもの 得られないもの
AIコンテンツ、画像、SEO一式がホスティングと同梱 表示価格はプロモーション価格であり更新料金ではない
Businessプランは取引手数料ゼロで最大1,000商品まで販売可能 デザインの完成度はFramer、Webflow、Wixに及ばない
Businessプランでは50サイト、サイトごとに5つのメールボックス 最安値を得るには長期契約(最長48か月)が必要

料金: Premiumはプロモーション価格の月額2.99ドルから、更新時は月額10.99ドル、Businessはプロモーション価格の月額3.79ドルから、更新時は月額16.99ドル

最適な用途: AIによるサイト生成、ホスティング、メールを1枚の請求書にまとめたい予算重視の中小企業


8. 10Web:マネージドWordPressホスティング上でのAIサイト生成

10Webの着眼点は、AIによるウェブサイト生成とWordPressホスティングは別々に購入するものではない、という発想です。事業内容を説明するか、構成を複製したいURLを指定すると、10WebはWordPressサイト一式を生成し、そのまま速度最適化を組み込んだ自社のマネージド基盤でホスティングします。別途ホスティング費用が発生することも、プラグインの互換性を当て推量することもありません。

WordPressのプラグイン群と長期的な柔軟性は欲しいが、ホスティングとビルダーを別々に手作業で設定したくないチームにとって、このバンドルこそが価値のすべてです。注意すべきはクレジット制度です。AIクレジットは生成、画像作成、編集で共有されるため、入門のStarterプランに付く100クレジットは、繰り返し作り込むとすぐに尽きます。

得られるもの 得られないもの
AIサイト生成とマネージドWordPressホスティングが同梱 AIクレジットは生成と編集で共有され、すぐに尽きる
AIレイヤーの下にWordPressのプラグイン群がまるごと存在 無料プランはなく30日間の返金保証のみ
エージェンシー向けプランは50サイト以上までサイト単価の割引付きで拡張 デザインの上限は下地のWordPressテーマに依存する

料金: AI Starter月額10ドル(1サイト、100 AIクレジット)、AI Premium月額15ドル(2サイト、200クレジット)、AI Ultimate月額23ドル(4サイト、300クレジット)、Agency Core月額112ドル(20サイト)(年払いの場合)

最適な用途: ホスティングとページビルダーを別々に管理せずに、WordPressの拡張性と柔軟性を活かしたいチーム


9. b12:クライアント業務ツールを内蔵したAIサイト生成

b12は、ほかのAIビルダーがおおむね見過ごしてきた特定の買い手を狙っています。サイトに加えて、実際にクライアント業務を回すための運用ツールが必要なサービス業(コンサルタント、コーチ、法律事務所、エージェンシー)です。AIによるページとコピーの生成にとどまらず、すべての有料プランに受付フォーム、オンライン予約、決済処理、請求書発行、メールマーケティングが加わるため、「ウェブサイト」に軽量な業務管理レイヤーが付いてくる形になります。

クライアントの受付、予約、決済ツールへと開いていくb12のAIウェブサイト

無料プランは本当の出発点になります(プロジェクト開始は無制限、モバイル対応サイト、1日あたりのAIクレジットには上限あり)が、アップグレードするまではb12sites.comのサブドメインとb12のブランド表示が付きます。AIクレジットはプランに応じて増え、入門のWebsiteプランの月100から、それより上のすべてのプランでは300になります。利用量の多いユーザーは、クレジット上限とひとりで格闘するより、Professional以上で選べる代行セットアップを利用したほうがよいでしょう。

得られるもの 得られないもの
AIサイト生成に加えて受付フォーム、予約、請求書発行 無料プランはb12sites.comのサブドメインとブランド表示付き
有料プランでは初年度の独自ドメインが無料で付属 AIクレジットには上限があり編集と生成で共有される
Professional以上では代行セットアップを任意で利用可能 上位プラン(月額199ドルから399ドル)は個人事業主には割高

料金: 無料(1日5 AIクレジット、月最大30)、Website月額49ドル(100 AIクレジット)、Website + Client Engagement月額78ドル(300 AIクレジット)、Professional月額199ドル、Advanced月額399ドル

最適な用途: サイトと基本的なクライアント業務ツールを1つの製品でまとめたいコンサルタント、コーチ、サービス型エージェンシー


10. Elementor AI:すでに使っているWordPressビルダーに重ねるAI

ElementorのAI機能は、すでに膨大な数のWordPressサイトを動かしているページビルダーの内側に存在します。それこそが売り込みの核心で、チームが慣れ親しんだビジュアルエディタから離れることなく、プロンプトからコピー、レイアウト、画像、さらにはカスタムコードまで生成できます。WordPressだけで2026年7月時点でもW3Techsが追跡する全ウェブサイトの41.2%を稼働させているため、「WordPressの中で動くAI」は初めから大きな対象読者を抱えていることになります。

既存のWordPressビルダーに追加され、ホスティングは別途必要となるElementor AIのレイヤー

落とし穴は、Elementorがホスティング型プラットフォームではなくプラグインである点です。WordPressのホスティングは自分で用意する必要があり、ライセンス料に加えて通常は月額15ドル以上が上乗せされます。AIの利用自体も共有クレジット枠(Elementor Oneバンドルでは月25,000クレジット)で動き、生成、画像最適化、アクセシビリティ修正で分け合うため、AIを多用すると同じ予算をほかの機能と奪い合うことになります。

得られるもの 得られないもの
チームが使い慣れたWordPressエディタの中でAI生成 WordPressのホスティングは別途必要(同梱されない)
共有クレジット枠がAI、画像最適化、アクセシビリティを網羅 Proのサブスクリプションは年払いのみで月払いの選択肢なし
エージェンシー向けプランは多数のクライアントサイトを管理するチームに適合 AIクレジットは各機能と共有でAI専用ではない

料金: Essential年額59ドル(1サイト)、Advanced Solo年額79ドル、Expert年額199ドル、Agency年額399ドル、Elementor Oneバンドルでは月25,000のAI/サービスクレジットが追加

最適な用途: すでにWordPressとElementorに標準化しており、ページビルダーを乗り換えずにAIを使いたいチーム


11. Divi AI:ビルダー自身のコードベースで学習したAI

Diviのページビルダーは2026年2月にゼロからの書き直し版を出荷し、Divi AIも後付けではなく標準機能としてそこに含まれました。ElementorやSquarespaceのAIレイヤーと異なるのは、その特化性です。Divi AIはDiviモジュールのコードベースそのものでファインチューニングされているため、後から手直しが必要な汎用マークアップではなく、Diviが実際にページを構成する方法に沿ったカスタムHTML、CSS、JavaScriptを生成します。

WordPressビルダーのコードベースにぴったり合うモジュール型の鍵として描かれたDivi AI

レイアウト生成にとどまらず、Divi AIはコピーライター(文脈に沿ってサイトのコピーを起草し磨き上げる)、画像生成ツール(テキストや参照画像から画像を作成、拡張、高解像度化する)、そして単発のカスタマイズを助けるコードアシスタントとしても機能します。既存のDiviユーザーは、Divi Proを一から契約するより低い料金で、現在のライセンスにAIを追加できます。

得られるもの 得られないもの
Diviモジュールのコードベースに特化してファインチューニングされたAI WordPress専用で単体のホスティング型プラットフォームではない
厳しい利用上限のない無制限のAI生成 買い切り価格の選択肢があるため予算の見通しが立てにくい
Divi ProではクラウドストレージとVIPサポートが同梱 WordPressのホスティングは別途必要

料金: Divi 5単体は年額89ドルまたは買い切り249ドル、Divi Pro(Divi 5 + 無制限のDivi AI + クラウド + VIPサポート)は年額277ドルまたは買い切り297ドル、既存のDiviユーザーは年払い月額16.08ドルからAIを追加可能

最適な用途: すでに使っているビルダー専用に作り込まれたAI生成を求めるWordPressチーム


12. Relume:WebflowチームのためのAIサイトマップとワイヤーフレーム

Relumeは、特定の引き継ぎ問題を解決します。「ウェブサイトが必要だ」という段階から、構造化されたサイトマップと低精度のワイヤーフレームまで素早く進み、そこからWebflowに渡して本格的な構築に入る流れです。短い要件書からページ構成とコンポーネント単位のワイヤーフレームを生成し、デザイナーに白紙のキャンバスではなく骨組みの出発点を与えます。

正直な制約は、Relume単体では何も公開できないことです。完成したサイトをホスティングするにはWebflowが、ビジュアルデザインを仕上げるには多くの場合Figmaが必要になるため、FramerやWixのような一気通貫の解決策ではなく、複数ツールをつなぐ工程のひとつという位置づけです。

得られるもの 得られないもの
要件書からAIが素早くサイトマップとワイヤーフレームを生成 単体ではサイトの公開もホスティングもできない
Webflowのコンポーネント体系へのきれいな引き継ぎ 仕上げるにはWebflow(と多くの場合Figma)が必要
白紙のページではなく良質な骨組みから始められる Proプランの月額200〜250ドルは個人利用には割高

料金: 無料(1プロジェクト)、Starter月額16〜20ドル、Pro月額200〜250ドル、Team(席単位)(年払いの場合)

最適な用途: すでにWebflowでの構築を決めており、より速い出発点が欲しいエージェンシーや社内チーム


13. Lovable:成果物がサイトではなく実働アプリの場合

Lovableのカテゴリーは「AIウェブサイトビルダー」というより実際には「AIアプリビルダー」です。それでもここに含めた理由は、2026年に人々が「ウェブサイト」と呼ぶもののうち、ユーザーアカウント、データベース、決済といった本物のバックエンドを必要とする割合が増えているからです。Lovableはプロンプトからその3つをすべて備えた実働アプリへ直行し、アイデアを検証したい創業者にとって数週間かかるデザインと構築の工程を1セッションに圧縮します。

引き換えになるのは、Lovableが速く出荷することに最適化されており、デザインの作り込みには向いていない点です。生成されるインターフェースは機能的で整っていますが、際立った個性を持つことはまれで、本番アプリは実際のトラフィックが発生し始めると基本プランに加えてCloudとAIの従量課金が別途上乗せされます。

得られるもの 得られないもの
UI、バックエンド、データベース、ホスティングを備えた実働アプリ一式 生成されるUIは機能的だが視覚的な個性はまれ
アイデアから使える製品の公開までが最速 本番アプリではCloudとAIの従量課金が上乗せされる
無料プランにも実用的な1日単位のビルドクレジットが付属 専用のビジュアルデザインツールの代わりにはならない

料金: 無料(1日5ビルドクレジット、月最大30)、Pro月額25ドルまたは年払いで月額21ドル(およそ100〜150クレジット)、Business月額50ドルまたは年払いで月額42ドル(SSOとデータのオプトアウトを追加)

最適な用途: デザイン画面一式ではなく、動くアプリを素早く手に入れたい創業者や少人数チーム


14. v0 by Vercel:エンジニア向けの本番用コンポーネント

v0はここに挙げたどのツールよりも、ウェブサイトデザインのエンジニアリング寄りに振れています。Tailwindとshadcn/uiでスタイリングされたReactコンポーネントを生成し、Vercelの製品であるため、生成したインターフェースを同じセッション内でプロンプトから公開URLのデプロイまで進められます。Design Modeを使えば、プロンプトを重ねるだけでなく、出力を後から視覚的に微調整できます。

AIによる生成をデザインツールではなくコーディングの加速装置として捉える、フロントエンド中心のチームにとって第一の選択肢です。エンジニアリングに明るくないデザイン主導のチームには、クレジット制でトークン従量のこの料金体系は定額の席単位プランより見通しが立てにくく、FramerやWixのほうが得るものが多いでしょう。コンポーネント生成にとどまらないAIコーディング支援ツール全般については、AIコーディングツール15選をご覧ください。

得られるもの 得られないもの
モックアップではなく実際のReact/Tailwind/shadcnコードを生成 クレジット制のトークン課金は正確な予算化が難しい
ワンクリックでVercelの公開URLへ直接デプロイ WixやFramerに比べてエンジニア以外には取っつきにくい
PremiumプランではFigmaのインポートに対応 Businessプランの1席あたり月額100ドルはデザイン用途だけには割高

料金: 無料(月5ドル分のクレジット)、Premium月額20ドル、Team1席あたり月額30ドル、Business1席あたり月額100ドル(Enterpriseは個別見積もり)

最適な用途: ビジュアルモックアップにとどまらず本番用UIコンポーネントを生成するフロントエンド開発チーム


15. Bolt.new:ブラウザ内の完全な開発環境

Bolt.new(StackBlitzが開発)は、ブラウザのタブだけで完結しながらローカル環境の構築を一切必要としない、この一覧で最もエンジニアリング能力の高いツールです。フルスタックのアプリケーションを組み立て、ブラウザ内でそのまま実行し、プロンプトを重ねて機能を追加したり、データベースをつないだり、不具合を直したりできます。しかも、直接確認して編集できる実際のファイルツリー付きです。

この組み合わせにより、マーケティングページではなく本物のプロダクトを素早く磨き込みたい技術系の創業者や少人数の開発チームに強く適合します。無料プランの月100万トークンは、小さなプロトタイプを超える規模ではすぐ尽きますし、Lovableやv0と同様、プロンプト単位ではなく席単位で予算を組むチームにとってトークン従量の料金体系には慣れが必要です。

得られるもの 得られないもの
ブラウザ内のライブプレビュー付きフルスタックの雛形生成 無料プランのトークン上限は実務レベルの案件ではすぐ尽きる
ブラックボックスの生成工程ではなく編集可能なファイルツリー トークン従量課金は定額の席単位より見通しが立てにくい
始めるのにローカル開発環境の構築が不要 コンテンツマーケティングサイトよりアプリ型の構築に最適

料金: 無料(1日30万、月100万トークン)、Pro月額25ドル(月1,000万トークン、1日あたりの上限なし)、Teams1席あたり月額30ドル、Enterpriseは個別見積もり(年払いで最大28%割引)

最適な用途: 静的なマーケティングサイトではなくフルスタックのプロダクトを磨き込む技術系創業者や少人数の開発チーム


選び方:意思決定フレームワーク

必要なもの 選ぶべきツール 理由
スキル不要で中小企業向けに最速で立ち上げたい Wix AI Website BuilderまたはDurable プロンプトからのサイト構築が数分で公開状態に
本格的なCMSとホスティングで公開できるマーケティングサイト Framer AI AIレイアウトに加えドメイン、CMS、ホスティングが1製品に
エージェンシー水準のCMSの奥行きとカスタムコード制御 Webflow AI 最も深いCMSとコード出力、AIクレジットも同梱
既存のドメインやメールとまとめたAI生成 GoDaddy Airo すでに持っているアカウントで無料のAI下書き作成
全プランで使えるデザイン重視のAI、アップグレード探し不要 Squarespace AI 入門のBasicプランからBlueprint AIが無料で付属
安価なホスティングとまとめたAIサイト生成 Hostinger AI Website Builderまたは10Web ホスティング、ドメイン、AI生成が1枚の請求書に
サイトに加えてクライアントの予約、受付、請求書発行 b12 業務管理ツールを内蔵したAIサイト生成
すでにWordPressに標準化しているチーム Elementor AIまたはDivi AI 使い慣れたエディタとホスティングに重ねるAI
Webflowでの構築前に構造化されたサイトマップ Relume Webflowへきれいに引き継げる高速なAIワイヤーフレーム
ウェブサイトではなく実働アプリ一式 LovableまたはBolt.new 画面だけでなくバックエンド、データベース、ホスティングも付属
エンジニアがそのまま出荷できる本番用Reactコンポーネント v0 by Vercel ワンクリックでデプロイできる本物のTailwind/shadcnコード


次のステップ

ツールを仕事に合わせるのであって、その逆ではありません。今週中にマーケティングサイトを公開する必要があるなら、WixかFramerの無料AIビルダーを実際のページで試し、支払う前にどこまで到達できるかを確かめてください。すでにWordPressを運用しているチームなら、AIのためだけにプラットフォームを移行するのではなく、慣れたエディタにElementor AIかDivi AIを重ねましょう。そして成果物が実は動くアプリなのであれば、「ウェブサイトビルダー」というカテゴリーは丸ごと飛ばして、LovableかBolt.newから始めてください。

これらのツールを日々動かすチームを拡大していく段階であれば、ウェブデザイナーとシニアウェブデザイナーの職務記述書テンプレートがそのまま応用できる形で用意されています。次に作るのがコンテンツサイトではなくオンラインストアであれば、eコマース向けAIツール15選が隣接するそのカテゴリーを扱っており、スタートアップ向けAIツール15選と中小企業向けAIツール15選がその周辺のスタック全体を扱っています。

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Camellia

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Principal Product Marketing Strategist

Camellia is Principal Product Marketing Strategist at Rework, helping B2B buyers pick the right software with confidence. With 6+ years in product marketing and 150+ SaaS tools evaluated across CRM, project management, and sales engagement, Camellia turns competitive intelligence into clear, honest comparisons. Readers get vendor evaluations they can trust to cut through marketing noise and decide faster.